『天香回味(テンシャンフェイウェイ) 赤坂別館』
最近家庭料理での登場回数が増えている、家族団らんを象徴するメニューといえば、お鍋。鍋は家で食べても十分美味しいし、カレー鍋やトマト鍋など、家で食べる鍋のバラエティも増えてきた。「家では食べることができない料理」は外食の最大の価値のひとつだが、そういう視点では多くの鍋メニューは外食の必要が無い。家で十分美味しいメニューだ。しかし、家ではまずできないであろう、外食する価値のある鍋というのもある。この「天香回味」もその代表格。


こちらの鍋はいわゆる「薬膳鍋」。つけダレはなく、具材を煮込んだスープそのもので味わうスタイル。このスープには、クコの実や、ナツメ、朝鮮人参、生姜、龍脳など、憶え切れないくらいの薬膳素材。そして、カレーの匂いを漂わすウコン(ターメリック)が入っている。この素材を聞いてイメージする薬臭さやクセは一切ないのがまずすごいのだ。

むしろがぶがぶ飲みたくなるし、残ったスープを持って帰りたくなるほどの美味しさ。これをベースとして、すっきりした回味スープと、辛い天香スープの2種類のスープが区切られた鍋に入っている。

そして、赤坂別館は、個室も多く、内装も綺麗。「大切な人との食事」と聞いて敢えて鍋を押すのは、このお店の綺麗さが理由のひとつ。
お店ではお願いすると鍋の説明をしてくれる。その後まず勧められる、鍋のスープを飲むと期待を超える美味しさにテンションが上がる。

具材となる野菜達も特徴的。豚肉はもちろん、この野菜達の美味しさがいい。タモギ茸、エリンギ、椎茸、青梗菜、キャベツ、さつまいも、ニンニク、肉団子、じゃがいも麺など。

特に、この肉団子の弾力、タモギ茸の味わいは特徴的。このコース、前菜、鍋、チンスーレンピンという菓子、クロレラ麺(orうどん)、デザートがついて、5,000円というリーズナブルさだ。

食べた後は体の代謝がよくなるのだろう、体がポカポカしてくる。「翌日も体がすっきりしていると思いますよ」とはお店の方。

銀座、日本橋、赤坂、六本木などにお店はあるのだが、綺麗さでは赤坂別館がオススメ。多店舗展開をしているお店は、味が落ちると嫌う向きもある。しかし、こちらのお店はシェフの腕ではなく、このスープのレシピがコアコンピタンス。どこでも美味しく食べられるし、店舗を広げたことでの質の低下は見られない。

あなたの大切な人も、特に女性は満足してくれるに違いないお店。
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http://tokyobookmark.net/php/selections/detail/1324
次回2月4日は華麗叫子さんが、押さえておきたい銀座の有名フレンチををご紹介します。












